お金をかけずに着物を堪能したい場合。
各地の骨董市や、古着屋さん、親戚の家等でお着物を手に入れるという方法がありますね。
さて、手に入れた着物をどうしましょう。
そのまま袖を通すのはやっぱり気持ち悪いですよね。
1.正統派
生洗い、洗張り、仕立て直し
すごく気に入って買ったもの。
素材がとてもいいもの。
金銀が使ってあるもの。
つまりお金をかけても惜しくないものは、呉服屋さんなどできちんとケアしてもらいましょう。それが1番確実です。
着物は多少の体形の相違があっても着ることができるものですが、きちんと体に合わせて仕立て直ししたものは確かに着やすいものです。
ただ、お金はかかります。
近ごろではネット上などで多少安く請け負って下さる業者さんも増えてきたようです。
2.面倒派
ドライクリーニング
着物も洗いますと表示しているクリーニング屋さんに相談してみるのも手ですね。
ただし、ドライクリーニングの場合は金銀が使用してある着物は禁忌です。
また、これも決して安いとはいえないお値段ですね。
3.ま、いっか派
セルフドライクリーニング
この頃あちこちにできてきているセルフドライクリーニング
私なんぞは結構重宝しております。
御近所のセルフドライクリーニングはネットでさがしてみてね。
ただ、表示通りの容量を入れると、乾燥が充分でなく、溶剤が残って着物を傷めることがありますので、少し少なめでの使用をお勧めします。
これも金銀の着物は禁忌です。
すごく綺麗になるというわけではないのですが、臭い等はだいぶとれます。
4.無謀派
家庭で洗ってしまうというのも選択肢ではありますね。
素材によっては見る影もなく縮んでしまうのでご注意下さい。
麻や、木綿の物なら問題ないでしょう。生乾きのうちにプレスするのがコツかも。
最近よく見かける「洗える着物」は文字どおり洗濯機にがらがら放り込んで大丈夫。
洗ったらすぐ着物ハンガーなどを利用して干しましょう。
5.自分の場合
古着は買ってきたら1週間くらいは陰干しします。
素材によっては洗濯機にかけ(笑)
それ以外はセルフドライクリーニングに持っていきます。
私がいつも行っているところは世田谷、梅が丘駅近くのミスターランドリー
4キロで1800円ですが、一回に入れるのは2〜3キロですね。
洗ってからまた1日陰干し。
(すぐ収納はにおいが残りますし、発火の例もあるそうなので要注意)
その後晴れて我が家のお着物達の仲間入りをするわけです。